第1回 1999年4月版
わしがつくっとるんじゃ 今回のわし!
菊間町・ハウスみかん生産
岡本 誠篤さん
わし顔写真

岡本さんは、43アールのハウスミカン栽培を経営しており、
土づくりにより安定した高品質生産を心がけている。
農業後継者のリーダー的存在として常に消費者の立場に立った農業を目指している。

 あまーいみかん作りが信条の岡本さんですが、私生活でもうらやましいくらいあまーい生活を送っています。
 実は、今年の1月10日に結婚式をあげたばかりの新婚ほやほやなのです。(本当にうらやましい・・・)
 松山市内の高校に電車通学をしていた時に友人の紹介で(?)知り合い、7年越しの恋を実らせ結婚されました。
 また、その結婚式が菊間町らしく、お供馬に乗って加茂神社本殿まで練り歩くというユニークな結婚式を挙げ、NHKテレビでも紹介されました。
 岡本さんは、菊間町の伝統文化であるお供馬の保存継承にも力を注ぎ、自らも馬の手入れ、調教を行っています。

 「7人兄弟の長男として生まれて、物心ついた頃から農業をしていました。農業を継ごうと思ったのは高校生の時くらいですかね。小さい頃はあまり楽しくなかったですねぇ。今は一生懸命やっています。」と自分の意思で農業を継いだ岡本さん。「ハウス栽培と言ってもやはり天候に左右されます。毎年、失敗もするが、技術を確立させると共に、省力化農業を目指していきたいですね。やっぱり農業ってきつい仕事ですから・・・。夢のある楽しい農業にしていきたいですね。」と語ってくれました。また、これからの目標は?と訪ねると「その時その時代に合った商品を研究し取りいれていきたいですね。これからも自分自身が食べたいみかんを栽培していこうと思います。」と力強く語っていただきました。

 一方、奥さんの岡本亜希子さんは、北条市の出身で、実家は農家ではありません。最近の若い人たちは農家へ嫁ぐことを拒む人がいるみたいですが?と聞くと、「農家へ嫁いで、農家をすることになったけど、好きになった人が農業をしていたので、全然平気です。」と・・・。取材スタッフ一同言葉を失いました・・・。(あーうらやましー)
 結婚式では、お供馬に乗り、しっかり手綱をにぎっていた姿が印象的でした。本殿に到着後、NHKのアナウンサーからインタビューを受け、「皆さんから祝福されてとてもうれしい。」と涙ぐむ場面などがありました。
 でも、本音は「馬から落ちなくてよかった・・・」だそうです・・・。

 これからの農業は、こういった岡本さんのような若い力がどんどん必要になってきています。しかし、現状は若い人たちは農業を離れ、家を離れ、高齢の方が農業をしているという姿を見かけるようになりました。岡本さん夫婦には、これからの農業の改良、推進に、2人の力を合わして頑張っていただきたいものです。その2人のあまーい愛の中で育ったあまーいみかんをぜひ食べてみたいものです・・・。


写真説明(上から)
●ハウスミカン摘果をしています。(右・左)
●お供馬の結婚式の風景です。
●ハウスミカン摘果をしています。(右・左)
●本当にあまーい2人です。

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