第2回 1999年5月版
わしがつくっとるんじゃ 今回のわし!
岩城村・ハウスレモン生産
福田 智子さん
わし顔写真

福田さんは2反5畝のハウスレモンを生産しており、低農薬をモットーに営んでおられます。
高齢の方が多いこの島で、「青いレモンの島岩城村」を守るための貴重な後継者の一人です。

 岩城村といえば「青いレモンの島岩城村」。瀬戸内海に浮かぶ人口2,500人余り、面積11.49km2という小さな島です。でも、この島にはレモンを栽培するのには最適な環境がそろっていました。
 そして、今回紹介するのが、低農薬で安全なレモン作りをモットーにがんばっておられる福田さんです。後継者不足で悩む農家が多い中、がんばって、青いレモンの島岩城村を守るためにがんばっておられます。

 「私も農家の生まれで、子供のときは将来農業をすることになるとは考えてなかったですね。実際に若い時は島を離れていましたし・・・。」とちょっとテレながらお話してくれました。じゃどうして今農業を?と聞くと、「やっぱり、生まれ育った島が恋しくて島に帰ってきて、それで、結婚した人がたまたま農業を営んでいたからです。でも家の場合は兼業農家ですので、主人は平日は普通の会社員ですので、今はほとんど私がやっていますけどね。」との事。「農業はいいところもあるけど、わるいところもある。でも、今は島に帰ってきて農業をしている事を苦にはなっていません。どちらかというと楽しいですね。」と、心強いお言葉が返ってきました。

 福田さんの家族構成はご主人と福田さん、それと、お子様が3人、上から女の子、男の子、女の子だそうです。そこで、後継者の事は考えていますか?と訪ねると、「特に後継者とか家を継いで欲しいとかは考えていません。子供達には子供達の人生がありますからね。でもこの前家の子が、”お母さん、何もすることがなかったら、農業でもしようかなぁ〜”なんて言うから、私言ってやったんですよ!”農業するのも頭が必要。一生懸命勉強せんと農業もできん。だから、なにもすることがなかったら農業をするということは出来ん!”って。確かに頭のいらないような職業には見えますけど、農業こそ、勉強が必要ですからね〜。私なんか身にしみて感じます。特に最近の農業はハイテクになっていますから・・・ 」と語ってくれました。

 この青いレモンの島岩城村をのレモンを守って行くには、この福田さんのような力強い後継者がどんどん必要です。「頭が無ければ農業は出来ん!」という言葉にドキッとしたスタッフがいました。そのスタッフも実家が農業を営んでるらしいのですが、たぶん少し考え方を変えたのではないでしょうか・・・。


写真説明(上から)----------------------
●福田さんのハウス畑です。(左)
●レモンはこの写真のしょうに実がなるのと同時に花も咲きます。(右)
●収穫後の木のお手入れです。
●収穫後の木のお手入れです。(右)
●後継者についてにこやかに語ってくれました。
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