もうすぐ実りの秋。ぶどうに柿に栗・・・おいしい果物の季節がやってきます。今回は、そのトップをきって、梨を栽培されている仙波悟さんのご紹介です。
一面に広がる梨畑。水田転作をきっかけに栽培面積を広げ、今では1ヘクタールにもなるそうです。仙波さんは、その広い梨畑で幸水・築水・新高・あたごといった品種の梨を栽培されています。梨といえば、たっぷりの果汁とあの歯ざわり、そして甘い香り・・・。その中でも仙波さんの梨は特に評判で直接買いに来られるお客さんも多く、「自分の手で作ったものをたくさんの人が買いに来てくれるのはやっぱりうれしいねぇ。」とおっしゃいます。
甘い果実にはやはりたくさんの害虫が寄ってきます。そこで、仙波さんの梨畑で夜ガ防除に威力を発揮しているのが、黄色蛍光灯。夜にこの蛍光灯を点灯することで、夜ガやカメムシの被害を防いでいるのだそうです。
以前は、防除のために果実一つ一つに袋を掛けていました。「多い時には、10万個。それを年に2回しよったけんねぇ。」想像するだけで大変な作業です。が、この黄色蛍光灯の設置により現在では、無袋栽培への切り替えを進めているそうです。太陽の光をたくさん浴びた無袋栽培による果実は、袋がけされたものに比べると糖度が1〜2度も違うとのこと。蛍光灯防除が品質向上にもつながっています。
また、肥料も有機質のものを使用し、来年は、電解水を使った栽培を考えているとか。「電解水を使うことで、農薬の濃度をぐんと抑えることができるらしいんよ・・・。」常にいろいろなことに取り組んでいらっしゃる様子がうかがえます。視察にも出かけたりされるのですかと尋ねてみると、「もう、いい園地があると聞いたら、すぐに行ってみるんよ。」とのこと。仙波さんの熱意と太陽の光をいっぱい浴びた梨が今年もたくさん実りそうです。
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