園地を訪ねて一番最初に目に入ったのが、園地全体を覆っている白いネットでした。これはいったい…?と思っていたら、「これで夜ガやカラスから桃を守るんよ。」とのこと。甘くておいしい桃はやはり夜ガやカラスも大好きで、果汁を吸ったり実を食べたりします。黄色蛍光灯を使う方法もありますが、八木さんはこのカヤで、夜ガやカラスからの被害を防いでいるのだそうです。
また、桃といえば、なんといってもやはりあの果肉のやわらかさ。日頃スーパー等で購入する時にも、傷めないように気を使います。収穫するときにもさぞ…と伺ってみると、意外にも一番気を使うのは、病気の防除対策なのだとか。「収穫のときも気を使うけど、それ以上に、病気やね。特に雨の多い年は、桃が病気にかかりやすいけんねぇ。それと、枯れ枝の始末も大切なんよ。枯れ枝をそのまま放っておいたりしたら、それが原因で果実が病気になるけんねぇ。」
4月、桜より少し遅れて開花した桃は、今が収穫の最盛期。収穫された果実がズラリと並んだ倉庫はとてもいい香りが漂っていて、思わず深呼吸してしまいます。今年は、収穫前に晴天が続いているので、糖度がグンと上がってさらに甘く仕上がりました。体脂肪を落とす働きもあるといわれている桃。旬の時期にたくさん食べたいものです。
また、桃を収穫する時のコツは、指先で果実を掴まないで、手のひら全体で包み込むようにしてもぎ取ること。そうすれば、指の跡がついて果実が傷んだりするのを防ぐことができるのだそうです。桃狩りに行かれた時には、ぜひお試しください。
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