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歯科診療事業:教えて!!ドクターウッチー(過去の質問)

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「教えて!!ドクターウッチー」にこれまでに寄せられた質問です。
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 一生自分の歯で食べ続けるために気をつけておくことはありますか?

 歯が悪くなって抜歯になる原因の9割以上は、虫歯か歯周病(歯槽膿漏)です。
 この2つの病気にかからずに過ごせれば、一生自分の歯で食べ続けることが十分出来ます。
 虫歯も歯周病もどちらも細菌が増殖することによって起きる病気ですので、日頃の歯磨きがきちんと出来れば、予防することが出来ます。
 そうは言ってもなかなか完璧な歯磨きは難しいので、定期的(半年から一年に一度)に歯科医院で、検診と歯石除去をしてもらうとさらに安心です。

 妊娠中は胎児が母体のカルシウムを奪うと言われますが、歯にも影響はあるのでしょうか?

 妊娠中はカルシウムに限らず、ビタミンや葉酸など、通常よりも多く摂取する必要があります。
 胎児へのカルシウムが母体の栄養で足りない場合は、歯からではなく骨から吸収されますので、そのことで歯に影響することはありません。
 ただし、妊娠中はホルモンバランスが変化するため、口の中が酸性になりやすいことがありその場合は虫歯になりやすくなる方もいるようです。

 永久歯への生え変わり時期に気をつけることってありますか?

 乳歯から永久歯への生え変わりは、6歳くらいから12歳くらいまでの間に行われます。
 生えたばかりの永久歯は、完全にはできあがっていないため、大人の歯よりも虫歯になりやすいので『食べたら磨く』という習慣が大切です。
 生える途中の歯は、一部が歯ぐきに覆われているために食べかすや汚れがたまりやすい部分がありますので、その部分はより丁寧に歯磨きをするように注意してください。
 また、乳歯のある場所とズレて生えてくることがあり、なかなか乳歯が抜けないことがあります。その場合は、歯科医院で乳歯を抜く必要がある可能性があります。
 そのほか、心配なことがあれば歯科医院へご相談ください。

 年齢とともに口臭が強くなったように感じるのですが関係はあるのでしょうか?

 口臭は細菌が作り出すにおい物質が原因で起こります。虫歯や歯周病がある場合、また、舌のお手入れ不足の場合に口臭が強くなることがあります。
 年齢とともに口臭が強くなったように感じるとのことですが、年齢と関係する原因としては唾液の減少が考えられます。年齢とともに、また、高血圧などの薬の副作用により唾液の量が減少するのですが、唾液が減少すると、細菌が増殖しやすくなるために口臭が強くなるのです。
 その他の要因としては、入れ歯を使っている場合には、お手入れ不足も口臭の原因になることがありますし、胃腸病の可能性も考えられます。

 2歳になる子どもが歯磨きを嫌がるのですが、どのようにしたらよいのでしょうか?

 歯磨きを嫌がるお子さんは多いですね。子どものうちは、歯が大人と比べると丈夫ではないため簡単に虫歯になりやすいので、【食べたら磨く】という習慣をつけることが大切です。嫌がる子に対しては、上手にできたらご褒美や褒め言葉をかけてあげることや、いろいろな味や臭いのする歯磨き粉で変化をつける、また、歯磨き粉が嫌な場合は、歯磨き粉をつけずに磨いてみるなど、その子に応じた方法を見つけるしかないと思います。頑張ってくださいね。

 子どもの前歯に永久歯が2本生えてきましたが、とても大きくて気になっています。
 将来、矯正を行わないといけなくなるのでしょうか?

 乳歯から永久歯に生え変わるとき、その大きさにびっくりされる親御さんは多いです。
 生えてきた永久歯は、大人になってもその大きさのまま使う歯ですので、5・6歳の子どもの頭や顔の大きさに比べると大きく感じるのです。 また、歯の大きさは遺伝的に決まっていて、体の大きさとはあまり関係がないことが多いのです。
 よほどのアンバランスでない限り、2本の生え変わりの時点では将来、矯正が必要かどうかはわからないと思います。歯の大きさよりも、しっかり噛む習慣をつけることで、顎の発育を促すことが大切だと思います。心配な場合は、矯正専門の歯科に一度相談されると良いでしょう。

 7才の子どもですが、乳歯がぐらぐらしているだけで抜けていないのに、下から永久歯が生えてきています。自然に抜けるまで放っておいてよいのでしょうか?

 乳歯から永久歯に生えかわるとき、永久歯が見えているのに、乳歯がぐらぐらしているものの、まだ残っているということはよくあります。ほとんどの場合は1〜2週間以内くらいで乳歯は自然に抜けてしまうので、そのまま放っておいて大丈夫です。ただ、食事の邪魔になったりお子さんが舌で始終さわって気にしたりする場合は歯科医院に行かれた方がよいと思います。

 指しゃぶりやおしゃぶりを使うことで、大きくなってからの歯並びに影響はありますか?

 5〜6歳になると、乳歯から永久歯(大人の歯)に生え変わります。永久歯が生えてから指しゃぶりの習慣があると歯並びに影響があり、出っ歯になったり前歯がすいたりすることがあります。
 逆に考えると、4歳くらいまでの指しゃぶりは乳歯の歯並びには影響するものの、指しゃぶりをやめると乳歯の歯並びは元に戻ると言われていて、永久歯の歯並びには影響しないとされています。
 おしゃぶりも同様で、極端に長く使うのでなければ歯並びに対する影響はほとんどないと考えて良いようです。

 小学生の子どもが歯磨きをしていると、よく血が出ますが大丈夫でしょうか?

 小学生で歯磨きをしていて出血する原因としては、力の入れすぎ、または歯肉炎が考えられます。どちらにしても、あまり良いことではありませんので、一度歯科医院にご相談された方が良いと思います。
 歯磨きの基本は“やさしい力で丁寧に”です。また、子どものうちは“食べたら磨く”がとても大切です。歯磨きに気をつけてあげてください。

 現在60歳を迎えましたが、これからも丈夫な歯でおいしくご飯を食べられるように、歯のお手入れ方法を教えてください。

 歯の健康に興味を持っていただいて、ありがとうございます。現在60歳とのことですが、日頃の歯磨きが大切というのは若い方と何ら変わりません。具体的な歯のお手入れ方法としては、歯と歯ぐきの境目のところを丁寧に磨くように心がけると良いです。
 また、朝昼の歯磨きよりも、夜寝る前の歯磨きの方が大切です。というのは、寝ている間は唾液の量が少ないので、虫歯や歯周病になりやすいためです。その上で、半年に一度程度、歯科医院で歯石取りや専門的なクリーニングをすると、なお良いと思います。
 ご飯をおいしくいただくことは健康の源ですので、ぜひ頑張ってくださいね。

 以前、歯の矯正について掲載されていましたが、歯の矯正を行うのにかかる期間や費用はどれくらいなのでしょうか?

 歯の矯正にかかる期間や費用は、歯並びの状態や年齢によって異なります。おおよその目安としては、期間が1年から3年程度、費用は30万円から100万円程度だと思います。
 子どもの場合は成長期との兼ね合いもあるので、矯正が終わった後の定期観察の期間は長くなることもあります。

 口臭が気になるのでこまめに歯磨きをしていますが、他に予防法はありますか?

 口臭の原因として、一般的には口の中に細菌がたくさんいたり、長い時間とどまっていたりすることによりその細菌が匂い物質を作り出すことが挙げられます。こまめに歯磨きをしているとのことですが、それでも口臭が気になるのであれば、いくつかのことが考えられます。
 一つ目は、こまめに歯磨きをしているけれども、丁寧にできていないために歯と歯の間などに磨き残しがずっと残ったままになっていて、それが原因で口臭が発生していることがあります。この場合は歯間ブラシやデンタルフロスを使うことで、口臭が改善します。
 二つ目は、虫歯や歯周病が悪くなっているために口臭がしていることがあります。この場合は歯磨きだけでは口臭が取れないので、歯科治療をする必要があります。
 三つ目は、内臓疾患があるために口臭が起きていることも考えられます。糖尿病や胃腸疾患などがある可能性がありますので、注意が必要です。
 以上、口臭といっても様々な原因で起こりますので、気になる場合は、早めに歯科医院にご相談いただいたほうがよいと思います。

 子どもの歯にフッ素を塗って虫歯予防をするということを聞いたことがありますが、効果はあるのでしょうか?

 フッ素には歯を強くする効果があり、これによって虫歯になりにくい歯になります。特に子どもの歯は、構造がもろく虫歯になりやすいので、フッ素を塗ることにより高い予防効果が得られます。もちろん大人の方にも有効です。歯科医院で数か月に一度、濃度の高いフッ素を塗る方法と、日常的にフッ素入り歯磨き粉を使用する方法があります。どちらかでもよいですし、両方をおこなってもかまいません。ただし、フッ素は大量に摂取すると毒性もありますので、適量を使うように注意が必要です。

 歯の衰えについて質問します。
 歯磨きによって細菌を増やさないことが何よりの予防ですが、私はそれに加えて食後にガムを噛むようにしています。これも虫歯予防に効果があるように思いますがどうでしょうか。

 食後にガムを噛むとのことですが、キシリトールガムのことを言われているのだと思います。
 キシリトールには虫歯菌が増殖するのを抑える効果があるので、食後にキシリトールガムを噛むことは虫歯予防に効果があります。また、ガムを噛むことによって唾液が たくさん出るので、このことも虫歯予防に有効と考えられています。
 しかし、普通の砂糖入りのガムでは逆効果になりますし、キシリトールも摂り過ぎると、おなかがゆるくなるといった副作用もありますので、ご注意ください。

 歯の矯正という事をよく聞きますが、どのような状態の時に矯正をするのですか?また、年齢的にはいくつぐらいまでに済ませたほうがいいのでしょうか?

 歯の矯正は、歯並びが悪いか、噛み合わせが悪い状態の時に行います。
 歯並びや噛み合わせが悪いと、見た目の問題だけでなく、虫歯や歯周病になりやすいという問題も起こります。年齢的には状態に応じて、成長期が始まる前に始めた方がよい場合と、そうでない場合とがありますので、専門の先生に相談されるとよいでしょう。

 歯石の除去は、どれくらいの間隔で行ったらよいのでしょうか?

 歯石はそのままにしておくと、歯周病が悪化する原因となるので、定期的に除去するのがよいです。
 歯周病の危険性が高まる40歳以降は半年に一度くらいが望ましいです。それより若い方の場合は1年に一度くらいでよいと思います。定期的に除去しておけば、あまり痛くなく除去できます。

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